災害等における燃料の供給等に関する協定締結式報告

2023年1月27日

三重県石油商業組合(亀井喜久雄理事長)は令和5年1月11日、海上自衛隊横須賀地方総監部(乾悦久総監・海将)との間で災害時の燃料供給協定を結びました。

同総監部で行われた締結式で、亀井理事長と乾総監が協定書に署名をいたしました。

地震災害や原子力災害などが発生、人命救助や生活支援のために同総監部の部隊が被災地に派遣された場合、三重県石油商業組合は指定された艦船に優先的に燃料を供給いたします。

締結式で乾総監は「海岸線が長く入り組んだ三重県は、南海トラフ地震が起きた場合、海上自衛隊の活動域となる可能性が高い。訓練を重ね、協定の実効性を高めたい」と挨拶いたしました。

亀井理事長も「非常時に営業資産を提供し、自衛隊の活動を支えるのは我々にとって当たり前のこと。東日本大震災では小型ローリーで被災地に燃料を届けた仲間もいたことを話し、可能な限り協力することを誓いたい」と応えました。同総監部は三重県から岩手県までの太平洋海域を管轄し、同様の協定を宮城、神奈川の石油組合との間でも結んでいます。