タイヤ交換・スキャンツール技能習得研修報告

2022年11月30日

経済産業省資源エネルギー庁 令和4年度SS人材高度化支援事業タイヤ交換・スキャンツール技能習得研修

四日市市のポリテクセンター三重で「タイヤ交換技能向上研修」を開いた。

 資源エネルギー庁の燃料供給担い手確保事業の一環で、若手を中心とするSSスタッフ12人が参加。インストラクターの澤野仁さんからタイヤや作業用機材について説明を聞いた後、作業室に移ってトラックのリング付きタイヤやフォークリフト用タイヤの分解組み立て、パンク修理の方法などを学んだ。

 澤野さんは「最近はバルブと一体化したTPMS(タイヤ圧監視システム)がついた車も増えており、タイヤの着脱やローテーション時には注意が必要」「タイヤの状態によってはパンク修理がきかないものもある。内部の亀裂、釘などが刺さった角度を調べたうえで修理か交換か判断しなければ、修理が原因の事故につながるおそれがある」などと説明。参加者は真剣な表情で聞き入っていた。